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「安い電気に替えるか、稼ぎのいい旦那に替えるか」から考えるCMにおける男性差別

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安い電気に替えるか、稼ぎのいい旦那に替えるか

 

このセリフはENEOSでんきのTVCMの「主婦の決断」編に出てくるものだ。ターゲットは家計に敏感な専業主婦層だろう。ENEOSでんきに変えることで電気代が安くなるというメッセージと、主婦側に選択権があり旦那より立場が上であるということを匂わせるセリフで、快の感情とENEOSでんきに乗り換える事を同一視させる作りとなっている。

 

旦那を交換可能な道具か部品のようにみなさせることで主婦層(共働と無職の両方を含む)に心地よいメッセージとして届ける意図だと思われるが、あまりに品がない内容でポリコレ的にも完全にアウトではないか?というCMをあえて企画し制作し公共の電波に流す姿勢には企業としての社会への考え方がよく現れていてむしろ清々しくすら感じるほどだ。

 

さてこのCMだが、内容からして炎上狙いではないか?と思ってしまうほど男性蔑視的だ。

だが今のところジェンダーに敏感なはずの権利団体の方々が騒いでいるという話は聞かない。一体なぜなのだろう?

 

このCMの男女をもし入れ替えたらどうだろう?

 

「安いハウスキーパーに変えるか、それとも若くて綺麗で役に立つ嫁に替えるか」

 

炎上が目に見えている。おそらく女と違い冷静な男性の場合は文句を言ってこないという前提で作られているのだろう。だがたとえ男性が文句を言わなくとも腑に落ちないところがある。ジェンダーや男女の人権を保護する団体達がなぜ黙っているのか?だ。CMで「僕食べる人」程度のフレーズに過敏に反応するあの連中が黙っているののはなぜなのか?

 

それは結局ジェンダー論やら男女のせいにおける人権活動だのを標榜している団体は、ただ「女が女を持ち上げる」だけの活動していないからだ。人権は女性の人権であり、差別反対は女性差別反対という意味で、公平で平等な性を目指しているわけではない。要は「都合のいい時だけ平等を振りかざしているだけ」の団体なのだ。

 

女や団体が発する「女性差別」と言う言葉を聞いたら、これからは被害者ポジションでマウンティングしたいだけだと醒めた目で見るといい。ああ、またいつものやつをやってるな、と。

 

鬼十則で過労死しても仕事を離すなという訓で最近一躍注目されている電通、その元電通マンはあちゅういわく偏差値40の人間にもわかるように作るのが宣伝というものらしい。

 

 だとすればあのCMは偏差値40の層が見れば心地よく刺さる作りになっているのだろう。ターゲットは主婦なのでそういう意味では間違っていないのかもしれない。

 

だが公共の電波を見るのは主婦だけではない、男性だって見るし働いている女性だって見る。そして子供だって見るのだ、あのような教育によくない差別的な表現をするべきではない。

 

このようなCMがまかり通ってしまうのは結局男性が現在は迫害して良い性、軽く扱っても良い性として認識されているからだ。これは女や女性の人権を主張する団体が男を迫害(平等のためには許されるらしい)しているだけではなく、男が男自身の手で価値を軽んじてきた事も原因の一つだ。

 

だれもが理性や知性の手綱を握り続けられるわけではない、中には特有の感情的な思考で都合の良い主張だけを繰り返そうとする者もいる。主張しなければならない。