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クリボックスという底辺非モテの過ごし方をご存知か?

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クリぼっちという言葉がある。クリスマスを一人寂しく過ごす人間を指す言葉だ。クリぼっちはただ恋人がいないという性的孤立だけではなく、一緒に過ごす友人や仲間すらいないという社会的孤立も意味している。

 

さてそんなクリぼっちだが、ぼっちはぼっちなりにエンジョイする過ごし方と言うものがある。平均的な非モテぼっちの場合、ちゃぶ台の上に用意された安いショートケーキにスーパーで値引きされたチキンを適当な酒で流し込みながら明石家サンタをみつつネットサーフィンをする、というのが一般的だ。

 

だがよりアグレッシブな非モテぼっちの場合、聖夜の街に繰り出す。街に繰り出してどこへ行くのか?行き先はもちろん決まっている、風俗店だ。

 

メイド喫茶などのライトな風俗からソープランドのような風俗まで、風俗産業にとって独り身の男たちの孤独感が強まるクリスマスは格好のかきいれどきなのだ。聖夜にラブホテルが混むのはカップルのせいだけではない、派遣型風俗店なども原因の一つなのだ。もちろんこれだけの需要があるのだから需要と供給の関係で”クリスマス特別価格”が適用される場合があることも珍しくはない。

 

だがこれは一部の金のあるアグレッシブ非モテぼっちの場合だ。大多数の非モテはアグレッシブでもなければそこまで景気良く金も使わない。

 

だがごく一部の非モテ、家で過ごすのは嫌だが風俗店に行くほどのそこまでのアグレッシブさも金もない非モテたちはどうするのか?中途半端なアグレッシブさで聖夜の街に繰り出した彼らはどこへ行くのか?その答えこそ「クリボックス」なのだ。

クリボックスとは?

クリボックスとは「クリスマスに行く個室ビデオ店」のことである。個室ビデオ店がビデオボックスと呼ばれることに由来する。

 

個室ビデオ店について知らない人のために解説すると、個室ビデオ店とは好きなビデオを6本ほど選び、1時間から最大24時間までの滞在時間と個室のタイプ(座敷タイプからソファータイプまである)を選び、自由に過ごすことのできる店舗である。終電を逃した人や貧乏旅行者がホテル代わりに使う事も多い。基本的には個室・防音化でプライバシーの確保された漫画喫茶をイメージするとわかりやすい。ビデオのラインナップはアダルト物が多いが新作の映画や人気バラエティ番組などのノンアダルトもひと通り揃っている。

 

さてこの個室ビデオ店には当然のことだがあらゆるジャンルのアダルトビデオが準備されており、風俗店に行く金のない者が主に利用する。大画面のディスプレイでヘッドホン無しで大音量にして気兼ねなくAVを鑑賞できるため、安く”満足感”を得たい男に人気だ。

 

クリスマスだからどこかで何かしたい、でも風俗店へいく金もない。そんな人間が安く楽しく過ごすことができるのがクリスマスにいく個室ビデオ店=「クリボックス」なのだ。

 

チキンと酒を持ち込み(持ち込みは自由なところが多い)サンタコスプレモノを肴に1人で楽しむのである。ひと通り楽しんだらテレビで明石家サンタを見ることもできるし別のDVDを交換することもできる、PCがあるのでネットサーフィンも可能だ。お金をかけず人との接触を逃れつつ楽しく過ごすという意味では、個室ビデオ店は多少の気持ち悪さに目をつぶりさえすれば全てが揃う快適な空間なのだ。

 

家に閉じこもるのもつまらない、外へでる程度の元気はあるが激しくお金を浪費する気にもならないし、風俗店に行く気にもならない、そんな非モテ男にとってクリボックスは調度良い過ごし方なのである。